2月26日・27日の2日間は行財政局に対する質疑を行いました。
私は
①
特別の財源対策に頼らない財政運営
②
不祥事の再発防止
③
大雪への対策
④
ごみ袋有料化財源の使い道
⑤
市バス地下鉄事業への財政支援のあり方
⑥
避難所への備蓄物資の分散備蓄
⑦
職員の大学院への派遣研修
⑧
財源として寄付をあてにすることについて
と2日間にわたってかなり多くの内容をとりあげました。
いくつか内容を細かく報告します。
①の財政運営は、京都市は苦しい財政で毎年基金の取り崩しなど特別の財源対策をしています。平成26年度は47億円を予定していますが、平成24年度は結果的に当初予算から70億円もの特別の財源対策を圧縮することになりました。そうした24年度決算を踏まえて、特別の対策をしなくても予算が組めたのではないかと指摘しました。
③の大雪の対策はこの前の関東甲信の大雪を踏まえて質問しました。京都でも過去に40㎝の積雪になったこともあります。一応、マニュアル等はあるという答弁でしたが、あまり大雪の経験がないので、実際の運用においては不安があります。この点は繰り返し確認します。
④のごみ袋の有料化財源の使途については、行財政局がどこまでコントロールできているかを質問したのですが、答弁では環境政策局に決定権があるということでした。あまり聖域化するのは好ましくないですので、この点も引き続き指摘していきます。
⑥の避難所への備蓄物資の分散備蓄については、昨年の台風18号の時から指摘していたことで、市政報告でもご紹介しました。計画的に備蓄箇所を増やす予定ではあるのですが、その計画の具体像はまだ固まっていません。多くの避難所には水も食料もないという状態をどう解消していくのか。より踏み込んで質問しました。
他の議員からは、私立芸大の移転問題、税務事務の集約化、職員厚生会、市庁舎整備などについて質疑が出ていました。