新年最初の1月20日の経済総務委員会は報告案件が多くあり、長丁場の委員会となりました。
今後の取り組みがわかる報告案件が多くありましたので、京都市が何を行おうとしているか、簡単に説明したいと思います。
①清水・祇園地域及び嵯峨・嵐山地域における「帰宅困難観光客避難誘導計画」の策定について
京都は観光客の多い都市であり、特に観光客の集中する両地域で、災害時において観光客の方々に対して、安全に避難してもらえるよう情報伝達や一時避難の計画を定めたものです。
要配慮者対策などが質問されました。
計画の実効性の確保のために、訓練を重ねていくことが肝要です。
②京都市立芸術大学の移転整備について
現在は西京区洛西地域にある京都市市立芸術大学を京都駅東側の下京区崇仁地域に移転するという構想についての報告でした。
転出する西京区への対策や、芸大の場所として本当にこの場所に移転させる必要があるのか、移転費用や市民負担がどうなるかなど、質疑が出されていました。
基本的な方向性としてはいいと思うのですが、答弁を聞いていても細かな点はまだこれからです。
③税務行政の水準の維持・向上及び税務組織のさらなる効率的な執行体制の確立について
これは現在各区役所で行われている税務事務を、市税事務所を設けて課税事務を移管するというものです。
これまで区役所の機能を強化してきた京都市の政策と矛盾しないのかなど、質疑が出ていました。
④「左京区岡崎における神宮道(冷泉通~二条通)と公園の再整備」に係る市民意見の募集について
平安神宮前の神宮道を公園と一体化して歩行者道路にするという計画について説明がありました。
私はいいことだと考えていますが、隣の野球場もあの場所ではなくもっと市民に身近な施設にしていくのがいいのではないかと思います。
⑤「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画2014−2018」(案)に係る市民意見及び計画の愛称の募集について
大学・学生のまち京都の次期計画について、現在パブリックコメントを募集していますので、その次期計画案の説明がありました。
この件については5月に私が質問したこともあり、再度質問。まず、学生が暮らしやすい街という視点は入っているかと質問しましたが、住宅政策や交通政策に関わる部分までは計画に盛り込めなかったという答弁でした。
5月に、就職支援だけでなく学生ベンチャーやソーシャルビジネスの支援も盛り込むべきと質問したことは、しっかり計画に反映されていました。
あと、学生の力を地域活性化や産業・文化に生かしていくということについては、大学と地域という箇所で書かれている計画を、学生と地域の項でも盛り込んでほしいということを求めました。
「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画2014−2018」(案)のパブリックコメントはこちらから提出することができます↓
http://www.city.kyoto.lg.jp/templates/pubcomment/sogo/0000160448.html
⑥「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」改訂版(案)に係る市民意見の募集について
次期国際化推進プランについても、現在パブリックコメントの募集が行われています。
おもてなし、国際交流、多文化がいきづくまちという3つの柱立てで、内容はかなり多岐にわたっています。
他局も含めて検討しなければいけない政策も多く、今後の落とし込みがどうなっていくかを見ていかないといけません。
「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」改訂版(案)のパブリックコメントはこちらから提出することができます↓
http://www.city.kyoto.lg.jp/templates/pubcomment/sogo/0000160744.html
⑦次期関西広域連合広域計画(案)について
京都市も参加する関西広域連合の今後の計画についての説明。
今後、広域連合の中で議論されていきますが、市会でも報告が行われました。
国からの権限委譲がどう進むか、国全体の課題としてとらえていかねばなりません。
以上、7件の報告で、午後6時に終了となりました。
今後の取り組みがわかる報告案件が多くありましたので、京都市が何を行おうとしているか、簡単に説明したいと思います。
①清水・祇園地域及び嵯峨・嵐山地域における「帰宅困難観光客避難誘導計画」の策定について
京都は観光客の多い都市であり、特に観光客の集中する両地域で、災害時において観光客の方々に対して、安全に避難してもらえるよう情報伝達や一時避難の計画を定めたものです。
要配慮者対策などが質問されました。
計画の実効性の確保のために、訓練を重ねていくことが肝要です。
②京都市立芸術大学の移転整備について
現在は西京区洛西地域にある京都市市立芸術大学を京都駅東側の下京区崇仁地域に移転するという構想についての報告でした。
転出する西京区への対策や、芸大の場所として本当にこの場所に移転させる必要があるのか、移転費用や市民負担がどうなるかなど、質疑が出されていました。
基本的な方向性としてはいいと思うのですが、答弁を聞いていても細かな点はまだこれからです。
③税務行政の水準の維持・向上及び税務組織のさらなる効率的な執行体制の確立について
これは現在各区役所で行われている税務事務を、市税事務所を設けて課税事務を移管するというものです。
これまで区役所の機能を強化してきた京都市の政策と矛盾しないのかなど、質疑が出ていました。
④「左京区岡崎における神宮道(冷泉通~二条通)と公園の再整備」に係る市民意見の募集について
平安神宮前の神宮道を公園と一体化して歩行者道路にするという計画について説明がありました。
私はいいことだと考えていますが、隣の野球場もあの場所ではなくもっと市民に身近な施設にしていくのがいいのではないかと思います。
⑤「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画2014−2018」(案)に係る市民意見及び計画の愛称の募集について
大学・学生のまち京都の次期計画について、現在パブリックコメントを募集していますので、その次期計画案の説明がありました。
この件については5月に私が質問したこともあり、再度質問。まず、学生が暮らしやすい街という視点は入っているかと質問しましたが、住宅政策や交通政策に関わる部分までは計画に盛り込めなかったという答弁でした。
5月に、就職支援だけでなく学生ベンチャーやソーシャルビジネスの支援も盛り込むべきと質問したことは、しっかり計画に反映されていました。
あと、学生の力を地域活性化や産業・文化に生かしていくということについては、大学と地域という箇所で書かれている計画を、学生と地域の項でも盛り込んでほしいということを求めました。
「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画2014−2018」(案)のパブリックコメントはこちらから提出することができます↓
http://www.city.kyoto.lg.jp/templates/pubcomment/sogo/0000160448.html
⑥「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」改訂版(案)に係る市民意見の募集について
次期国際化推進プランについても、現在パブリックコメントの募集が行われています。
おもてなし、国際交流、多文化がいきづくまちという3つの柱立てで、内容はかなり多岐にわたっています。
他局も含めて検討しなければいけない政策も多く、今後の落とし込みがどうなっていくかを見ていかないといけません。
「京都市国際化推進プラン~多文化が息づくまちを目指して~」改訂版(案)のパブリックコメントはこちらから提出することができます↓
http://www.city.kyoto.lg.jp/templates/pubcomment/sogo/0000160744.html
⑦次期関西広域連合広域計画(案)について
京都市も参加する関西広域連合の今後の計画についての説明。
今後、広域連合の中で議論されていきますが、市会でも報告が行われました。
国からの権限委譲がどう進むか、国全体の課題としてとらえていかねばなりません。
以上、7件の報告で、午後6時に終了となりました。