2011年5月26日

初質疑をしました

5月19日、私の最初の委員会での質疑を予算特別委員会第二分科会で行いました。
今回の予算委員会での議案は補正予算など5件です。
私の所属する第二分科会では、保健福祉局関係の補正予算についての質疑でした。
私の質疑で取り上げたのは
①ホームレス緊急雇用対策について
②国民健康保険財政についてです。

まず、ホームレス緊急雇用対策ですが、
提案は500万円の予算で、市が清掃などの仕事をホームレスの方にやっていただくというものです。
私は、この議案に対して
・実際に何人を雇用し、何人を常時就労に結びつけるのか?
・民間就労への取り組みはどのように行っているか?
・今回の事業の効果をどのように検証して、今後の施策に反映させるか?
について質問しました。

市の答弁からは、
・なかなか民間の雇用につなげるのは難しい状況になること
・試行錯誤しながらやっていかざるをえないこと
が伝わってきました。

また、国民健康保険の会計についての質疑です。
議案は昨年度までの累積赤字67億円を今年度予算から繰り上げて決算するというものです。
議案自体は手続き的なものですが、国保の財政問題は重要な論点です。
医療費全体をどう抑えていくかという観点から質疑をしました。

2011年5月8日

宮城県岩沼市でボランティア

5月3日に、宮城県岩沼市の津波被災地で支援活動に取り組みました。
現地で活動することで、見えるもの感じられるものがあると、ずっと考えていましたが、
これまではなかなか現地の状況もわからず、今回ようやくの活動となりました。

まず現地に入って感じたことは、市の中心部と津波の被災地との差の激しさでした。
津波の被害のない市の中心部は、ごく一部にブルーシートで屋根を覆った家があるだけで
ほとんど被害を目にすることはありません。
しかし、少し移動すれば、津波の被害ですべてが流されていました。
その差はに本当に愕然とします。

私が活動した場所は、岩沼市の二の倉という海岸沿いのところでした。
神社がや工場が津波に流された光景が広がっていました。
破壊された車も放置されていました。
それでも7割がたは自衛隊の方々がきれいにされていたそうです。
我々のチームの活動は、その集落の墓地の後片付けでした。
砂と瓦礫に埋まっているのをスコップで堀だし、きれいにしていきます。
家がなくなっても、お墓はきれいにしたいという、地区の方々の気持ちに応えられるよう、
作業をさせていただきました。
瓦礫の中にある一つ一つのものに、生活を感じることができます。
その感覚は、やはり現地で活動して、はじめてつかむことができました。

こうした被災地の復興支援活動は、時間がかかります。
そして、時間とともにニーズが多様化します。
息の長い支援活動が必要になります。
そうした支援をしっかり考えて取り組まねばなりません。
今回の活動に参加して得たものを、議員としての活動に生かしてまいります。