2010年7月26日

海士カフェ

昨日の夜、海士カフェというイベントに参加した。
島根県の隠岐にある海士町をPRするイベントである。
島の食材を使った料理と音楽でのパーティ。
私も最近知ったのだが、この海士町は離島でありながらIターンの移住者の増えている、元気な島だという。
昨日のイベントも、島に移住した若い方が企画して、全国いろいろな場所で展開しているらしい。
熱意があれば、こうした地域活性化も十分に可能性があるのだと思う。
一度海士に足を運んでみたくなった。

2010年7月22日

相撲協会の事件

暴力団との関係や賭博など、相撲協会の問題が連日報道されている。
閉鎖的な社会の中で、不法行為がなあなあで黙認されてきたことがよくわかる事件である。

これは相撲協会だけの問題でもないと思う。
この事件は日本の古い閉鎖社会の負の部分の象徴のような事件だと感じる。
地域社会や会社や行政や、日本のいろいろな部分で、相撲協会と同じように
閉鎖社会の中で自分たちだけのルールで物事が行われ、不法行為や犯罪も見逃されている、
そうしたことがあったのではと思う。

他の多くの日本の集団においては、外部との交流が進み、今までのような身内の理論が通用しなくなっている。
しかし、相撲協会に象徴されるような、ムラ体質の閉鎖社会が日本の中にはまだまだ残っているのも事実である。

日本の社会を進化させていくためには、閉鎖性の壁を取り払って、開かれた公正な社会をつくっていかないといけない。そのためには、まだまだすべきことがたくさんあると思う。

2010年7月20日

変わる若者の消費の形

最近の報道で、「若者の○○離れ」というものをよく見るような気がする。
○○は車であったり、酒やタバコであったり、スキーや海水浴であったりすのだが、
離れているというよりは、個人個人でいろいろな楽しみ方のスタイルがあって、
昔のような画一的なサービスを大量消費するということがなくなってきた結果だと思う。
たとえばビールを飲むにしても、居酒屋で飲んでも、どこかの家に集まって飲んでも満足感は変わらない。
家で集まって、魚屋さんで料理買ってきた方が、おいしいものが食べられるとも考えられる。
わざわざ混んでいて、高くてサービスの悪いスキー場や海水浴場に行かない、ということも合理的な考えだと思う。
今の日本は消費不況だと言われているけれど、問題は消費者が求めている価値を提供できていないところにあるのだと思う。
価値観の変化や、選択のための情報がたくさんある現状の中で、本当に求められるサービスを提供できる産業のしくみを作っていかないと、なかなか内需が増えていくことはないと思う。

2010年7月19日

ねじれ国会と首相公選

参議院選挙の結果、再びねじれ国会になったことを受けて、参議院のあり方や首相公選制度導入などの議論が活発になっている。
大阪府の橋下知事などの問題提起が大きく取り上げられているが、私は今の制度が悪いとは思っていない。
仮に首相公選にしても、議会との完全一致になるとはいえないし、首相と国会の多数党が一致していたとしても
行政府を立法府がチェックしていくということは、当然あるべきものである。
政治にわかりやすさやスピード感を求めるということは、表面的には受けがいいのかもしれないが、
多くの国民には、考え方や立場、環境の違いがあり、それらの間でしっかりと丁寧な合意形成をしていくということが、何よりも重要なのだと思う。
ねじれ国会になるが、与野党でしっかりと合意形成できるように努力されるべきである。

2010年7月12日

参議院選挙の結果

参議院選挙中は、公選法に注意して新規投稿しなかったので、少し間隔があいた。

昨日行われた参議院選挙で民主党は大敗した。
与党である以上、実績で評価される。
この10か月の実績を考えれば、この結果は当然であるといえる。
国民が民主党に期待したことを、まだほとんど実現できていない。
私自身、多くの方から厳しい意見を受けたし、自分でもこれではいけないと思っている。
国民が何を求め、いま何をすべきか、もう一度考えるべくである。
支援団体や、一部の地方の要望に振り回されていてはいけない。
一般の有権者の視点、国民の生活の視点で、やりなおしをしていくべきだ。
今日から再出発、地域でがんばりたい。