連日続く決算審議の3日目は総合企画局に対しての質疑でした。
まずは私も過去に参加していた京都市未来まちづくり100人委員会と、その後各区で開かれているまちづくり会議との連携について質問しました。
市民が集まって課題出しをすると、結構同じような問題意識が出てきます。
観光や文化、おもてなしといった分野であったり、世代を超えたつながりを生み出す居場所作りであったり、交通であったり、かなり似たような問題意識があちこちで出てきます。
そんな人たちが、共通の課題意識について連携して動き出していけるような仕掛けが必要でないかと質問しました。
同時にこうした指摘があると「じゃあ全体で行動する大規模イベントをやろう」といった方向に向きがちですが、そうならないようにということもあわせてお願いしました。
この点には基本的に前向きな答弁がいただけました。
特に各区での取り組みはこれまでの行政と地域コミュニティの関わりを変えていける力を持っていると思いますので、期待をしています。
次に紙屋川の砂防ダムの問題について。
不法占拠の住宅の移転がどう進められていくのかを質問しました。
これは府市で進めていくのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
他に、自治体国際化協会について質問しました。
ここは民主党政権での行政刷新会議で仕分けの対象になった団体でもあります。
また、各地の自治体から分担金の引き下げが求められています。
こうした必要性の乏しい国の団体にいつまでも市が負担金出し続けることは疑問です。
すぐにはなくならないかもしれませんが、この種の負担金については繰り返し指摘をしていきたいと思っています。