2012年2月24日

2月市会が開会

24日から2月市会が開会しました。
初日は市長の就任あいさつ、会期の決定、議案の提案理由説明でした。

午後からは本会議場で議員研修会。
立命館大学の村上弘先生から大阪都構想についての講義をいただきました。
大阪都構想では市の自治と市役所の組織の問題が混同して使われていること、市としての自治の大切さがよくわかりました。
一方で、「自治を担っている」という意識を持つ市民がそれほど多くないということも感じています。
市役所や私たち議員がもっと自治の大切さとメリットを市民に見えるようにしていかなければなりません。
市民活動に参加している市民の方々は、自治への高い意識を持っています。
その裾野を広げていく努力をしていく必要があると思います。

2012年2月11日

民主党近畿ブロックの議員研修会に参加してきました

Facebookには簡単に概要だけをのせましたが、
2月9日~10日に、和歌山市で開かれた民主党近畿ブロックの議員研修会に参加してきました。
初日の研修会では、台風災害への救援活動を中心にわかやまNPOセンターのお話と、
竹島や尖閣諸島などについてのお話を聞きました。

特に、わかやまNPOセンターの方からお聞きしたお話の中で印象に残ったのが、
支援にあたっての悩みで、
・誰の声を聞いて住民の声とするのか→誰が聞いて、誰が判断するか
・支援したい側の声をどう活かすか
というお話でした。

議員として、災害発生時に何ができるかを考えたときに
「どういう活動を普段からしていけばいざというとき住民のニーズを最も把握できるか」
これを考えていかないといけないなと感じました。

2日目は和歌山電鉄貴志川線(「たま駅長」で有名)を視察し、
存続に向けた住民有志の取組みなど、地方交通の維持の在り方についてお話をお聞きしました。
地方鉄道再生のモデルというような扱いをされている和歌山電鉄ですが、
それでも赤字であることには変わりません。
鉄道にしてもバスにしても公共交通、特に過疎地での交通の確保をどうしていくべきか。
公設民営という話もありましたが、
最終的にすべてを企業や住民の努力で解決できる問題ではないと感じました。

ただ、存続のために「たま電車」を生み出すなど、
住民が自分たちでアイデアを出しあい行動してきたことは、
やはり全国のモデルになるものだと思います。

地域をよくするために活動することは楽しいことで、だれにでもできることである。
和歌山からのこういうメッセージを京都にも、全国にも広げていきたいと思いました。

2月8日教育福祉委員会

市長選挙後、最初の教育福祉委員会がありました。

この日はまず保健福祉局の質疑で、
私は介護保険に関連して、ショートステイの食事代の件について質問しました。
これはショートステイの食事代が市内の約半分の施設で1日単位で設定されているため、
利用者が初日や最終日に食べていない食事の食費まで払うことになります。
これについては、市も改善の必要を感じているという答弁でした。
国の基準が、この状態を許容しているため強制はできないのが現状です。
実態をしっかり調べて、国にもはたらきかけることを求めました。

教育委員会の質疑では2つ質問をしました。
まず一つが、市長のマニフェストにもあった伝統文化教育についてです。
私は和装振興のためにも学校で着付けができるようにしていくべきと質問しました。
京都という町で育つ以上、和装を体験してみたというだけに終わらない取り組みが必要です。

もう一つは、公立高校の定時制について質問しました。
京都府が北区に新しい定時制高校をつくることを発表しました。

京都新聞 2012年02月04日の記事
『単位制の定時制高新設 京都府教委が方針』

定時制高校の定員割れの状況で、市内の定時制高校の再編につながる動きです。
教育委員会から現状の報告と定時制高校改革の現状について答弁がありました。
答弁の中での驚きは、市立では定時制高校の生徒の中でアルバイト等の非正規雇用で働いている生徒はいても、昼間正規雇用で働いている生徒はいないそうです。
定時制高校の厳しい現状はありますが、成果のわかりやすい進学校に力をいれるだけでなく、
困難な状況にある生徒への対応も力を入れてほしいと求めました。

2012年2月6日

市長選挙が終わりました

市長選挙から一夜明けて、今日から2月市会に向けて始動です。
結果は私たち、民主党が支援した門川市長の再選となりましたが、
低投票率や政党不信など、課題の見えた選挙結果だったと思います。
各政党の支持率が、前回市長選挙よりも落ち込み、無党派層が拡大しています。
そして、無党派層に門川候補が浸透しきったとは言えません。
市民の多数が市政に何を求めているか、われわれ議員ももっと敏感になっていかなければなりません。

まもなく始まる2月市会では、早速来年度予算の審議があります。
二元代表の一翼を担う議会として、しっかりとした議論をして
2期目の門川市政を引っ張っていきたいと思います。