2011年8月27日

横浜市学校給食民間委託

民主党代表選挙について、思いはたくさんありますが、
まずは視察報告から。

委員会視察報告の2つ目は、横浜市の学校給食民間委託です。
私はこれを大学院の修士論文でも取り上げました。
サービスの質が向上し、コストが下がり、現職の調理員さんの意識のアップにもなった。
結論からいえば、うまくいった改革事例だと言えます。

しかし、大事なことは保護者や現場の不安を抑え、実際に導入にあったていく過程です。
結果的に成功し、市民や保護者の理解も深まったとはいえ、
やはり最初は不安や反対の意見が圧倒的に多かったそうです。

横浜市は学校給食以外にも、中田市政時代に大胆な行政改革を行いました。
横浜で感じたことは、やはりトップの姿勢というものは大事だということです。
なんでもトップが決め、上から押し付けるということではありません。
現場と対話しながら、しっかり合意形成して推し進めていくということです。

民主党代表選挙で、政治主導のあり方ということもテーマになると思います。
思いつきの政治主導ではなく、官僚機構をうまく使いながらこの国を動かしていく
その資質をしっかりと見極め、代表を選んでほしいものだと思います。

2011年8月25日

名古屋市科学館

8月23日~25日の日程で教育福祉委員会の委員会視察に行きました。
初日は名古屋市にて、3月にリニューアルオープンした名古屋市科学館を視察しました。

第一印象は人が多いということでした。
夏休み中とはいえ平日なのですが、たくさんの入場者で行列ができていました。
世界最大のプラネタリウムが注目されますが、それ以外の展示にも
たくさん子どもが集まっていました。

名古屋市科学館は旧施設が老朽化したために全面建て替えされたばかりです。
京都市にも青少年科学センターがありますが、私が小学生時代に行ったころとそう変わってはいません。
財政力の違いがありますので、京都ですぐに名古屋のような施設を作ることはできませんが、
やはり子どもたちに科学に触れ、興味を持ってもらえるように、
直せるところは直していきたいと思います。


2011年8月21日

政治スクール第2講

8月20日の民主党京都政治スクール第2講は
NPO法人みえ防災会議の山本康史議長から、防災ボランティアについての講義でした。
災害ボランティアがどれだけ活動できるかは、受け入れ側の能力にかかっていて、
その能力を日頃どのように作っていくのかを、イベントボランティアを例に説明していただきました。
「土手の花見」という初めて聞く言葉も。
花見客が土手を踏み固めることが堤防を強くし防災に役立つように、
楽しみながらの日常活動のなかに防災意識を見出すということを
「土手の花見」という言葉で説明されました。

面白かったのは、20個ある岩手のおみやげのまんじゅうを配られたときに
スクール生に「これをどう分けるかが、まさに避難所でおこっていることと同じ」
というお話をされたことでした。
おみやげの結果は、やはり多くのスクール生がまんじゅうを取りませんでした。
避難所でも同じように、みんなが物資を取らない、せっかくの支援物資や善意が生かされないというのが
現実だったそうです。
考えさせられるおみやげ分けでした。


2011年8月17日

大文字山に登って


毎年、8月16日には消防団員として防火警備の応援に大文字山に登っています。
5時ごろから登って、事前放水などをして、類焼を防ぎます。
点火後は、飛び火がないように特に警戒します。

写真は、待機時間に撮った火床と京都市の様子です。
事前放水をしています。
もう少し暗い時間に撮った写真もあったのですが、
携帯で撮ったのできれいに撮れていませんでした。





2011年8月11日

8月10日教育福祉委員会その2

前の記事に続いて、保健福祉局とのやりとりを報告します。

③京都市動物愛護センター構想について
 現在の家庭動物相談所を発展させ、動物愛護センターを設置する構想の市民意見募集に先立ち、
 報告聴取と質問を行いました。
 この動物愛護センターについては、長年の懸案で、私も熊本に調査に行ったり、
 現在の家庭動物相談所の視察もしてきた問題です。
 
 どういう施設を目指していくのか、殺処分をどうやって減らしていくかなどを質問し、
 犬・猫を飼う人だけではなく、市民全体が動物と共生できる社会に役立つ施設にしていきたいこと、
 殺処分を減らすために施設の収容能力を上げることなどが答弁されました。
 
 私からは、高齢者の方に対する啓発などもしっかりしてほしいと要望しました。

④セシウムに汚染された牛肉の検査について
 この問題は前回7月20日の委員会でも質問し、
 その時に私は、特にホームページでの正確な情報発信を求めていました。
 しかし、なかなか市のホームページのトップページが更新されていなかったので質問しました。
 わかったことは、保健福祉局から更新依頼をしたが更新されておらず、
 それを局が確認をしていなかったことが原因だとわかりました。
 
 現在は表現が改善されましたので、より市民にわかりやすい情報発信に努めるよう、
 そしてホームページ更新が縦割りで滞ることがないよう求めました。
 

2011年8月10日

8月10日教育福祉委員会その1

8月10日、教育福祉委員会で質問しました。
内容は教育委員会に対して
 ①就学援助の民族学校への適用について
 ②教員免許更新について
保健福祉局に対して
 ③動物愛護センター構想について
 ④セシウムに汚染された牛肉の検査について
質問しました。

①就学援助の民族学校への適用について
 就学援助とは市立の小中学校に通う子どもが、経済的な理由で通学困難にならないよう
 給食費や教材費などを市が援助する仕組みです。
 私が質問したのは、本来は京都市立の小中学校に通う子どもに支給されているこの制度が、
 京都市独自の判断で京都朝鮮第一初級学校、京都朝鮮第二初級学校、
 京都朝鮮第三初級学校、京都朝鮮中高級学校にも適用されていることです。
 一方で、国立や私立の小中学校に通う京都市民の子どもには適用されません。
 これは公平性を欠くのではないかと厳しく指摘しました。
 さらには、給付したお金がどう使われたのかも全くチェックしていないという実態も明らかになりました。
 私はこの制度の民族学校への適用の見直しを強く求めました。

②教員免許更新について
 文部科学省の発表を受けて、京都で免許が失効した教員がいないかや、今後失効のおそれのある
 教員の状況を質問しました。
 現在、京都市では失効した教員やこれから失効のおそれのある教員はないという答弁でしたが、
 十分に状況を把握しきれていないものもあり、さらなる確認を求めました。

長くなるので保健福祉関係は次の記事に書きます。




2011年8月8日

岡崎への市内視察

7月末の政令指定都市政策協議会での視察に続き、再び岡崎地区の調査に行きました。
今回は動物園とみやこめっせ内の伝統産業ふれあい館です。
動物園は現在再整備が進められています。
入ってみるとあちらこちらで工事がされていました。
平安時代末期の院政期の六勝寺の遺構が出るということで、発掘調査もしていました。
お話を聞きながら、古い動物園をいかに新しくしていけるか、
特に人と動物がふれあい、環境や生物多様性を学べる施設にしていこうとしていることなどを
見て回りました。

伝統産業ふれあい館では、展示や実演を見せていただきましたが、
京都の伝統産業を網羅的に見せるということの限界を感じたりもしました。
時期ごとに入れ替えながら、焦点絞って見せていったりはできないのかなと感じました。

閉会中の今の時期は、こうした調査が多く入ります。
1年生議員でまだ、行ったことのない施設も多いので、
できるだけ現場に行って、審議に生かしていきたいです。

2011年8月3日

8月臨時市会

8月2日、会期1日の臨時市会が開かれました。
主な案件は小林正明議長の辞任に伴う新議長の選出でした。
自民党の井上与一郎議員を新議長に選任し、閉会しました。

これまで京都市会では慣例的に与党第1党である自民党から
1年交代で議長が選ばれていました。
当選回数を重ねれば、自民党議員ならだれでも議長になれる仕組みです。

最大会派から議長をだすことは当然としても
人物を選ばずだれでも議長になれるというのは、見直すべきだと考えています。
民主都みらいではかねてから、議長を2年務めるように改革すべきと主張してきました。

今回、過去に議長を務めた方が、再度議長になりました。
これからすすめられる市会改革の議論の中で、議長任期と選出についても
しっかり議論していかねばなりません。

2011年8月1日

新大宮夏祭り

7月30日、毎年恒例の新大宮商店街夏祭りが開催されました。
今年もスタッフとして参加しました。
例年以上の人出でおおにぎわいでした。

ことしも「そらたね祭実行委員会」としてたくさんのゲームや出店を出しました。
70人以上の若いスタッフに手伝ってもらいました。

「誘っていただいてありがとうございます。学園祭みたいで楽しかったです。」
終わってから、こんなメールが届きました。
初めて商店街を訪れた若い人が、商店街の面白さに気づいてもらえたのが、嬉しかったです。