2013年2月28日

2月28日 予算第三分科会(消防局)


私の質疑は消防団100人委員会U-35について、消防団の福利厚生事業えらべる倶楽部について、住宅用火災警報装置の設置について質問しました。

特にU-35は100人ずつ3回で300人のワークショップをやるという計画なのですが、毎回人を入れ替えるより、同じ人に続けて参加してもらったほうが、関係性を深めよりよい議論ができるのではないかという質問をしました。
答弁では今回は毎回違うメンバーでということでしたが、よりよい機会になるよう、注視していきます。

民主の安井議員からも他会派の議員からも消防団関係の質問が多くありました。
消防団はかつての青年団などというやりとりもありましたが、消防団はどちらかといえば地縁組織であって志縁組織ではないところがあります。
消防団について団員が減少するなどの課題は、結局は地域コミュニティの課題そのものです。
これを消防団の点だけで議論しても、おそらく解決はしないであろうと思います。
京都の地域コミュニティというと消防団もそうですが、旧来の学区の枠組みで組織されています。
その帰属意識が変わってきているというのが大きな変化です。

京都の地域コミュニティの変質に対応した、新しい消防団組織をどう育てていくか。
なかなか難しい課題ですが、長期的に議論していきます。

2013年2月1日

1月25日 交通水道消防委員会

ご報告が遅くなってしまいましたが、この日の委員会は、NHKの取材も入った委員会でした。

報告案件として、上下水道局から「京都市上下水道事業中期経営プラン(2013~2017)」の案と、上下水道料金制度の見直しに関する基本的な考え方が示されました。
市民生活に直接関わる部分として、老朽化している水道管の取り換え工事の財源確保のために、京都市の水道料金が平均9.6%値上げ、下水道料金を平均3%の値下げをすることがプランに盛り込まれています。

また、料金制度の見直しでは、これまで一律10㎥だった基本水量が、口径の大きさに応じた5㎥~1000㎥までの7段階に分割するこという考え方が示されています。
これは基本の10㎥以下の方が市民の36%にも上り、10㎥も水道を使わない市民が多いことに対応した料金制度にするものです。

どのくらいの料金になるかは、委員から質問がでていましたが、この日は料金表の資料も出ていなかったため、深い議論にならない部分もありましたが、市民へ負担を求めるにあたっての説明などについて質疑が交わされました。
今回提示されたプランに沿った形で、来月の2月市会には料金の見直しのための水道事業条例の改正案が提出されることになります。本格的な質疑は2月市会の予算委員会で行われることになります。

また、交通局からは上賀茂神社から京都駅に向かう4号系統の一部を上賀茂小学校前を通る経路に変更することや、現在「出世稲荷前」という名前になっているバス停を「千本旧二条」に変更することなどが報告されました。