このチマキザサのプロジェクトは私が100人委員会をやっていたときに始めたものでしたので、とても思い入れがありました。
チマキザサはもともと花背をはじめ京都の北山に広がっていました。
この笹の葉を使い、京都の文化である祇園祭の粽や和菓子が作られていましたが、
近年では笹枯れや鹿の食害で、チマキザサが絶滅の危機にあるのが現状です。
そのため、祇園祭の粽も近年では丹後や他府県の笹が多く使われるようになりました。
京都の北山にもう一度笹を増やすために、笹の苗を里親としてまちで育て、
大きくなってから山に植え戻す。そしてその活動を通じて一人でも多くの京都の市民に山とまちのつながりを実感してもらいたい。
そういう意味で作ってきたプロジェクトでした。
1年半でだいぶ大きくなった笹の苗を、滝谷山の斜面に植えました。
植えた場所は京都市林業振興課が「森林植生復元実証プロジェクト」として防鹿柵で囲って植生の回復をすすめている場所です。
落葉をのけ、土を掘り返して、笹を植えました。
作業は斜面でやりにくい場所もありましたが、全員で一株ずつ植えていきました。
次に来たときに、笹がもっと広がっていたらと思うと楽しみです。